Rの手帳

アニメや声優に関する記事を書いてます。

2017年 活躍が期待できそうな若手女性声優10選

はい、こんにちは。
今回は声優に関する記事となります。

既に推しの声優がいるという方にはあまり縁の無い話となりますが、
「声優に興味はあるけれど、誰を追ったらいいのかわからない…」
という方のために少なくとも今年の間はアニメ方面で活躍しているであろう声優さんを10人ほどピックアップしてみました。
外画吹き替えやナレーターに流れたり、歌手業や芸能系に傾倒する可能性のある人は外しています。

では、詳細へ。

五十音順となっています。



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雨宮 天
生年月日:1993年8月28日
事務所:ミュージックレイン
レーベル:ミュージックレイン
所属:TrySail
出演作:この素晴らしい世界に祝福を!(アクア)、アカメが斬る!(アカメ)、一週間フレンズ(藤宮 香織) 等

ミュージックレインの看板であり、声優業だけではなく歌手業でも活躍が著しいですね。
2012年から声のお仕事をしていましたが、注目すべきは2014年の10作品4ヒロインという部分です。

これは先輩である戸松遥さんの3年目の成績である16作品4ヒロインに匹敵する数字であり、事務所からの期待も非常に大きいということがわかります。

声質に目立った特徴はありませんが、演技力が高くて演じ分けが上手いです。
尊敬する声優として沢城みゆきさんの名前を挙げているということで、同じようなポジションを目指しているのかもしれません。

アカメが斬る!主題歌「Skyreach」でアーティストデビューし、TrySailとしての活動もあるために声のお仕事の数は伸び悩んでいますが、今年の活躍は大いに期待できると思います。





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安済 知佳
生年月日:1990年12月22日
事務所:エイベックス・ピクチャーズ
出演作:響け!ユーフォニアム(高坂 麗奈)、棺姫のチャイカ(チャイカ)、クズの本懐(安楽岡 花火) 等

中学生の頃から養成所に通っており、声優一筋でここまで来たというような経歴の持ち主。
2009年にはデビューしていましたが、主演は2014年で少し遅咲きという感じです。

透き通った声質が特徴的であり、同系統の声質の持ち主である花澤香菜さんの台頭で鳴りを潜めていましたが最近では徐々に活躍が増えてきています。

歌手業に流れるということは現状では考えにくく、同世代や後輩に対抗馬が少ないということもあって今後の活躍は期待できるでしょう。





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大西 沙織
生年月日:1992年8月6日
事務所:アイムエンタープライズ
出演作:冴えない彼女の育てかた(澤村・スペンサー・絵梨々)、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(アイズ・ヴァレンシュタイン)、ガヴリールドロップアウト(ヴィーネ) 等

アイムエンタープライズの中でもとにかく出演数の多さが目立つ助演型声優さんです。
主演を任せられる声優というのは案外多いものですが、助演は大抵は新人声優を起用します。
演技力も申し分無く、安定して脇を固められるというのは制作側からも高く評価されていることでしょう。

声質としては少し上品な雰囲気です。
事務所の先輩である早見沙織さんや日笠陽子さんが得意とされているポジションですが、その2人に負けず劣らず活躍していているので、このまま行けば相当に息の長い声優になるのではないでしょうか。

メインヒロインの経験というのは声優としてのレベルアップには欠かせないものであることに変わりはないので、主演を勝ち取ることを祈りながら応援していきましょう!





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小倉 唯
生年月日:1995年8月15日
事務所:スタイルキューブシグマ・セブンe→シグマ・セブン→クレアボイス
レーベル:キングレコード
所属:ゆいかおり(過去)、StylipS(過去) 等
出演作:ロウきゅーぶ(袴田 ひなた)、咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A(園城寺 怜)、神様のメモ帳(アリス) 等

JK・ロリ声・その声に見合った容姿 のスリーカードで一躍人気を集め、現在も声優業と歌手業の両方で活躍されています。

ポスト田村ゆかりとの声もありますが、これから経験を積んでトーク力や演技力を磨けば十分にあり得ることだと思います。

同業者を虜にし、病的な言動をされることが多いと有名ですが(詳しくは小倉病で検索)、その力で根強い人気を集めて(?)息の長い声優さんになってほしいですね(?)

どうにも代表作がパッとしないので2017年は小倉唯さんと言えばコレ!という作品が出てくることを期待して応援していきましょう!





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佐倉 綾音
生年月日:1994年1月29日
事務所:アイムエンタープライズ
出演作:ご注文はうさぎですか?(ココア)、Charlotte(友利 奈緒)、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(一色 いろは) 等

2010年に声優デビューして、2011年には「夢喰いメリー」で主演を勝ち取っているために同年代の他の声優さんと比べるとキャリアが長いのが特徴です。
その後もアニメやゲーム、ラジオなど多岐に渡って活躍しており、アイムエンタープライズの若手看板となりつつあります。

読書やイラスト、歌唱など非常に多趣味であり、ラジオでそれらの知識を披露することもあります。トーク力も申し分無いのでリスナーになって損はないと思います。

女性としては低めの声であり、生意気な雰囲気や裏表を感じさせる演技をすることが多いですが、「ご注文はうさぎですか?」に出演して以降はそういった役も徐々に増えているようです。

確実に話くらいは来ているはずなのですが歌手デビューする様子が全く無いため、当面は声優業に専念すると思われます。
今後の活躍もかなり期待できると言えるでしょう。





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千本木 彩花
生年月日:1995年11月24日
事務所:アイムエンタープライズ
出演作:甲鉄城のカバネリ(無名)、ガーリッシュナンバー(烏丸 千歳)、帰宅部活動記録(九重 クレア) 等

今回の声優アワードで新人女優賞を獲得して、先輩からのお墨付きも得たアイムエンタープライズ期待の新人です。

2013年の「帰宅部活動記録」を視聴した時は木戸衣吹さん以外の印象が殆ど無いという具合でしたが、そこから大きく成長して2016年では23作品に出演しています。

まだまだ未知数な部分が多いですが、当面は経験を積むために声優業に専念すると思われるので、活躍に注目していきたいところです。





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高橋 李依
生年月日:1994年2月27日
事務所:81プロデュース
所属:イヤホンズL.I.N.K.s
出演作:この素晴らしい世界に祝福を!(めぐみん)、Re:ゼロから始める異世界生活(エミリア)、魔法つかいプリキュア!(キュアミラクル) 等

出演した深夜アニメの知名度という点において、2016年を代表する声優と言えばこの人ではないでしょうか。
声優アワードでは新人女優賞を獲得しています。

どちらかと言うとめぐみんのような演技に人気が集まっているようなので、今後はそちらに傾倒していくかもしれません。

演技力は同年代の中では非常に高く、高音が少し出にくいという点を除いて欠点らしい欠点が見当たりません。
トーク力もそれなりに備えており、ラジオはかなり面白いと言えるでしょう。

幼い頃には歌手を志していたということで、所属グループで経験を積んだ上で歌手デビューする可能性があります。
その場合は声優業が少し控えめになってしまうでしょうが、とりあえず今年の間は無いと思うので更なる活躍を期待して応援していきましょう!





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長縄 まりあ
生年月日:1995年8月5日
事務所:アイムエンタープライズ
出演作:小林さんちのメイドラゴン(カンナカムイ)、ステラのまほう(本田 珠輝)、六畳間の侵略者!?(ティアミリス・グレ・フォルトーゼ) 等

新人の中ではロリ声に定評のある声優さんです。役声と地声がほぼ同質であり、そういった役を自然体で演じることができるのが強みと言えるでしょう。

出演作を視聴すればわかりますが、自然体で演じているためにキャラクターの喜怒哀楽を違和感なく忠実に再現しています。
ロリ声と一口に言っても、他とは一線を画す声質であるために競合する可能性が低く、この先も活躍していけると思われます。

欠点としては地声がアニメ声であるために、ごく普通の役を演じた時に無理をしている雰囲気が抜けきらないという点でしょうか。
演じる役柄が制限されてしまうというのは少し厳しいかもしれません。

中々無い声質で、自身も尊敬する釘宮理恵さんのように確固たる地位を築くことを応援していきましょう!





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花守 ゆみり
生年月日:1997年9月29日
事務所:スワロウ→m&i
出演作:ゼロから始める魔法の書(ゼロ)、あんハピ(花小泉 杏)、魔法少女育成計画(ねむりん) 等

今回の記事の中では最年少ですが、既に主演を何度か経験しているので年上の声優さんたちと比べても遜色ないと言えるでしょう。

声質としては、同系統の声優と比べて幼すぎないため、愛らしさとあざとさを両立しているのが特徴と言えるでしょう。

スワロウは花守ゆみりさんをかなり大切に育てていたという印象でしたので、m&iへの移籍は学業専念のための仕事量調整という可能性があります。

事務所との方針の違いによる決裂という線もありますが、何にせよこれまでよりも仕事が増えるということは考えにくいでしょう。
新天地での成功を応援していきたいですね。





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水瀬 いのり
生年月日:1995年12月2日
事務所:ソニー・ミュージックアーティスツ
レーベル:キングレコード
出演作:ご注文はうさぎですか?(チノ)、Re:ゼロから始める異世界生活(レム)、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ヘスティア) 等

声優業と歌手業を両立させており、2016年には新人女優賞を飛ばして主演女優賞を獲得するという快挙を成し遂げました。

声質としては可愛いらしい雰囲気でしょうか。小倉唯さんや日高里菜さんと似ているというような発言をよく見かけますね。

高音に関しては問題ないようですが、張り上げるような声が少し苦手のように思われます。それがまた良いとの評価もあるようなので欠点とは言いにくいかもしれません。

同じレーベルの水樹奈々さんは歌手業に専念という形で、最近まで所属していた田村ゆかりさんは両立型でしたので、水瀬いのりさんがどういった方針で活動していくのか判断が難しいですが、そこも含めて応援していきたいですね。







これを見る限りだと、アイムエンタープライズが若手からアニメ声優を多く排出していることがわかります。

若手声優に絞るならばアイムエンタープライズを重点的に観察してみるといいのかもしれません。
他に関しても世代交代というものは必ず発生するので、事務所がその時期に誰をどのような方針で推しているのかを見極めることが必要かもしれません。
流石に養成所にまで目を向けるのは骨が折れると思われます。





最後に。

PVやキービジュ等で視聴するアニメを選ぶのは非常に難しいです。
深夜アニメ飽和期である現在において1クールに放映されているアニメを全て追うということは困難である人が殆どでしょう。

「自分はアニメの内容しか見てないから…」
というような発言をされる方が数多く見受けられますが、
普段から知り合いの有識者にオススメを聞いていたりしませんか?
まとめサイトSNSの評価に流されていたりしませんか?


周りに、合わせているだけではないと、本当に言い切れるでしょうか?



どんな些細な判断基準でもいいです。
慣れないうちは少しくらい偏見があったっていいと思います。
趣味くらいは自分で取捨選択して好きなものを見つけていきましょう。




「好きな声優さんが出演しているから見てみようかな」


アニメを見るって行為をこういったことからスタートするのもアリなんじゃないかなって思ってます。

では、さようなら。







本当は村川梨衣さんとかM・A・Oさんも入れたかった……